04

軍形篇 (ぐんけい篇)


Original Content

昔の善く戦う者は、先ず勝つべからざるをなして、もって敵の勝つべきを待つ。勝つべからざるは己にあり、勝つべきは敵にあり。

Description

防御と攻撃の態勢(形)を論じる。「形」とは表面に現れた実力であり、まず自分が不敗の地に立つことを強調する。

Related Hexagrams

Hexagram No.52

艮為山(ごんいさん):「その止まる所に止まる」。まず不敗の態勢を築き、山のようにどっしりと動かない。

Hexagram No.2

坤為地(こんいち):「堅氷至るは、陰の凝り始まればなり」。厚い防御を築き、勝機を待つ勢いを蓄える。

Hexagram No.1

乾為天(けんいてん):「亢龍悔いあり」。実力の過示や冒進は危機を招く。「潜龍」の志を守るべき。

Hexagram No.14

火天大有(かてんだいゆう):「火、天の上にあり」。実力を極限まで蓄え、圧倒的な優位性を形成する。

Hexagram No.34

雷天大壮(らいてんだいそう):「羝羊(ていよう)藩(まがき)に触る」。盲目的に実力を行使する「形」を警戒し、自重を促す。